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創業から30年間事業継続できる企業は0.04%と言われる。1万社にたった4社しか残らない。それほど組織が永続するのは難しい。その中、木材工場団地組合は60年を迎える。それがどれほど困難で、稀有なことか、良い表現が見つからない。

組合が継続した大きな理由の1つに安定した財政基盤が挙げられる人は多い。しかし、組織の崩壊は、構成員の対立、派閥争い、世代間対立などに端を発することが多い。幕末の志士、高杉晋作が「艱難は共にするが、冨貴は共にせず」という言葉を残した。彼の死後、明治政府の面々が対立していったことを象徴する言葉として後世に伝えられる。この言葉は、財政が豊かであればこと、権力闘争が起こり、派閥が生まれ、組織が衰退するという組織の生理を表している。

しかし、大阪木材工場団地協同組合では、現在、そのような対立は見られない、60年の歴史を振り返っても、そのような話は聞かれない。なぜ、次々と人望ある組織の長であるリーダーを円滑に選任し、対立を起こさず、組合員間の絆を育んできたのか。そこには、日本の100年企業にも見られる事業承継の秘策ともいえる施策が見られる。